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空室対策のためのインテリア

2018.06.29

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空室対策

昨今ではSNSの影響により“インスタ映え”などライフスタイルにデザイン性や独創性を求める風潮にあります。そこで若い世代の方へのアプローチとして利便性に加えて視覚的な差異をつけることが空室対策として効果的と言えるでしょう。ルームスペックとデザイン性をかなえる手段として、インテリアがあります。室内に装飾を施すことで視覚・聴覚・触覚・臭覚(・味覚)に訴えることが可能になります。視覚面では色の効果かしたエネルギーや希望、安らぎといったさまざまな心理効果を与えることができ、入居希望者の印象に残るお部屋となります。では、具体的にはどのようなことを行えば良いのでしょうか。

① 取り入れやすいアクセントクロス

居室の壁にアクセントクロスを貼るだけでも、お部屋の雰囲気はとても良くなります。

赤系やオレンジ系の低めのトーンのクロスを貼るとお部屋に温かみが出るため、ファミリータイプなどの広めのお部屋に最適です。女性におすすめのお部屋の場合は薄いピンクを用いてみるなど、ターゲットとなる入居者に合わせて使えます。

そのほかにも、壁一面にチョークで書いて消せるチョークボードペイントの利用も人気が出てきています。お子様のいらっしゃるファミリー層はもちろん、入居者がオリジナルな空間が作れます。賃貸の物件で書いて消せるという新しいスタイルが他の物件との差別化へ繋がります。最近では黒板のような黒や緑だけでなく、インテリアになじむ淡い色から明るい色までさまざまなバリエーションがあります。繰り返し書いているうちに白くなってきますが、上から塗料を塗るときれいになるため入居者の変わるタイミング変えると良いでしょう。

絵や写真を掛けることができるピクチャーレールや、小物を置くことができる壁付けシェルフ、長押しレール等の設置も、入居された方が好みにお部屋をアレンジでき、使い勝手も良くおすすめです。

② お手洗いのインテリア

居室だけでなくお手洗いにもアクセントクロスを貼ると、華のあるお部屋作りができます。また、アクセントクロスの他にも負担が少なく入居者に喜んでいただけるのがトイレットシェルフです。スマートフォンの普及により、お手洗いに持ち込み操作を行う方も多くいます。スマートフォン以外にもトイレットペーパーなど小物を置けるため利便性があり、なおかつ低コストで設置が可能です。同様にお手洗い、バスルームへのタオルレバー・タオルリングの設置も低コストに行えます。

③ 扉の一工夫が“住みやすさ”を連想させる

室内の扉にも、空室対策のヒントはあります。ドアノブのデザインを変えると、お部屋のグレードが上がります。アクセントクロスの色や模様に合わせて選ぶと独創性を持たせながらもまとまりが出ます。また、ホームセンターで販売しているドアハンガーもとても便利です。バッグなど物を掛ける以外に、バルコニーのないお部屋や洗濯物を外に干すことに抵抗のある女性に喜ばれ、入居希望者が住みやすさを感じるポイントとなるでしょう。

④ 家具や小物の設置でより具体的な生活を連想させる

内見時や写真撮影の際に最大の魅力となるのが家具です。入居を考えている方に入居後のイメージを持ってもらいやすく入居がスムーズになるほか、家具によってお屋の欠点をカバーできる場合もあります。視界を遮らないような低めの家具の選定や白を基調にモデルルームの設置を行うと、お部屋を広く見せることができます。カラーを絞ることにより統一感が出てスッキリとした印象を与えられます。また、白いカーテンを設置すると外の光を上手に取り入れられ、天気の悪い日や遅い時間でも影響を軽減することができます。

テーブルやベッドなどの大きな家具が揃えられない場合、小物でも十分にお部屋を印象付けることができます。浴室にシャンプーボトル、洗面化粧台に造花やフェイクグリーンの設置や、ユニットバスに色物や柄物のシャワーカーテンを付けるなども入居希望者が生活の想像をし易くなります。100円ショップで買える小物も多く、少しの投資でお部屋の印象がぐんと良くなります。また、家具付き物件としてモデルルーム用に用意した家具や家電をプレゼントとすると、入居者の負担が減るためたいへん喜ばれます。家具や小物の用意が難しい場合、インテリアレンタルの活用も費用を抑えて室内写真の撮影ができます。

空室対策としてのインテリアと言ってもその方法や大小はさまざまですが、日当たりや導線の意識、また家具や小物の色や柄が雑多しすぎないような注意も必要です。

見る人の心をつかむお部屋は入居もスムーズに決まり、“あると便利”な工夫が入居者に長く住んでいただくことへも繋がります。

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